【不動産買取】不動産売却で悩んだ時の相談はどこにするの?内容別に相談先を解説

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不動産の買取を進める際に誰にどのように相談したらいいのかは、多くの人が悩む問題です。不動産の売却や買取には数多くの専門家が存在しており、相談内容により違う業務を担当します。不動産買取で相談するべき専門家を、流れで説明します。

初期段階から活躍する不動産会社と不動産鑑定士

買取についてまずは流れで説明すると、不動産会社への売却相談と売買契約の締結、販売活動の開始、売買契約締結と進んでいきます。次に契約後の引き渡しと決済、不動産買取で売却益を得た場合は確定申告の申請をすることになるでしょう。

相談内容により違う専門家が必要になり、頼む業務も変わってきます。この中でもっとも多く関わるのが不動産会社で、最初の相談から売買締結後の引き渡しまでサポートしてもらうことになるでしょう。

不動産会社は価格査定や物件売却のための広報活動、契約書作成、引き渡しまで行ないます。買取や売却のため、宣伝活動を引き受けてくれるのも不動産会社です。

不動産会社に売却相談を行っている時点で、不動産鑑定士に価格査定や不動産鑑定書の作成などを頼む場合もあります。相続や裁判のため物件の査定金額が必要、売却を行わずに査定金額だけ知りたいといった場合にも、不動産鑑定士に相談することが可能です。

売買契約の締結では司法書士や弁護士が活躍

売買契約を締結は、司法書士や弁護士の立ち会いで行ないます。司法書士は登記関係の業務もメインで引き受けており、抵当権設定表記や抵当権抹消登記、表題登記作成にも関わります。売却の際に取引相手とトラブルが発生した場合には、法的なアドバイスができる弁護士が頼りになるでしょう。

契約後の引き渡しまで進んだら、土地の境界線確定や測量図の作成が可能な土地家屋調査士に相談することがあります。

また、不動産売却によって売却益が発生した場合は、毎年2月中旬から3月中旬にかけて行われる確定申告をしなければいけません。税金関係の相談ができる税理士がいれば、面倒な確定申告であっても安心して任せることができるでしょう。

専門家によってメインとする業務がそれぞれ異なり、相談先は相談内容により違う点にも注意が必要です。不動産買取や売却では不動産会社に加え、流れの中で別の専門家に相談することもあります。

分野ごとに必要な専門家を選ぼう

不動産買取ではどんな専門家に相談するべきなのか、おおよその流れで説明しました。それぞれ異なる分野を得意とする専門家の力を借りることで、スムーズに取引を進めることができます。知識と経験を持つ専門家の存在は、不動産取引において頼りになる存在です。