【不動産買取】不動産買取相場は市場価格の約7割?仲介との違いと買取価格の相場を検証

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人生設計が変わったり、転勤などで不動産物件を売却しなければならないケースがあるんです。不動産の売却には仲介と買取があります。此処では買取と仲介との違い、買い取り価格の相場などをご紹介して行きましょう。

買取と仲介の違いに関する事について

不動産を売却するには、不動産会社の仲介を利用するのが一般的です。仲介とは売り主が不動産業者と媒介契約を結び、不動産業者がネットワークを駆使しDMやポスティング、ホームページへ物件をアップして買主を探します。その後は内覧や価格交渉に応じ、売買契約が締結され売却は完了します。

一方買取はそれに特化した買い取り業者が査定をし、その査定額で買取業者自らが買い取ってくれます。これを即時買取と呼びます。大きな買取と仲介との違いとは、つまり誰が物件を買ってくれるかという点だと言えます。ほかにも両者の違いはあります。

仲介は、売買契約を締結するまでにやるべきことや段取りも多く、買主を探し出す必要もあって時間を要します。三か月や半年等の期間が平均的で、物件によっては何年も売れないケースもあります。買い取りは、業者自らが買うので一週間から一か月程度で売却は完了してしまいスピーディーです。

買取価格の相場に関する事について

仲介も買取も、売却価格は一緒かというとそうではありません。仲介の場合は売り主の希望にそってできるだけ高値で売ることが可能です。一方買い取りになると、市場相場の7割前後で買い取られることになり、安くなってしまうわけです。

7割で買い取られるのはまだよい方で、物件によっては5割程度で買いたたかれることも覚悟しなければなりません。特に人気のない沿線であったり、立地条件が不便である、いわゆる事故物件などであるとこのように安値段で買われます。

だが、こうした訳あり物件では仲介ではなおさら売れずに残ってしまうのです。自身の物件の資産価値やニーズ、周辺の地価などの相場を良く把握したうえで仲介がいいのか買取にするべきか検討することも大事です。

公開せず納得のできる形で売却したければ、最初は仲介で売りに出し売れ残った場合に買取保証を利用する手もあります。買取保証はあらかじめ不動産会社と取り決めた価格で買い取る制度です。

仲介と買取の違いと買取相場額について

仲介は不動産会社が買主を探して売る制度です。買取は買取業者が査定した額で、自ら即時に買い取ってくれる制度です。大きな買取と仲介との違いは、誰が買ってくれるかという点にあります。買取相場額ですが、仲介は売り主の希望に近い高値で売れますが、買取は市場相場額の7割前後の買取額になって安くなります。