【不動産買取】不動産買取とは?仲介との違いをメリットで比較・検証した

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不要になった不動産を売却したい時、不動産会社が仲介して売却する方法と不動産会社が直接買取する方法があります。この2つの方法には大きな違いとそれぞれに特徴があります。買取のメリットと仲介との違いを解説します。

不動産会社による買取のメリット

不動産会社の買取とは、不動産会社が直接物件を買い取る方法です。通常は仲介を依頼して売却するのが一般的ですが、転勤や子供の進学などで引っ越さなければならない期日が決まっていたり、今すぐ売却して現金化したいといった場合に利用されます。

仲介との違いは市場価格より2割から3割ほど売却価格が低くなってしまうということ。しかし売却までの期間が平均3ヶ月から半年ほどかかるとされる仲介と比較すると、早く売却できるといったメリットがあります。買主を探すための宣伝活動をするわけではないため、家を売ることを周囲に知られたくない場合にも向いています。

比較的築年数が浅く状態が良かったり、駅から近い物件であれば仲介でも買主が見つかりやすいと言えますが、築年数が古い物件や通勤通学に不便な立地だとなかなか買手がつかない場合も。長期間売れずに困っている物件があるような場合に買取を利用すると良いでしょう。

不動産売却仲介との違いと買取保証

仲介での売却は不動産会社が売主に変わって販売活動や宣伝などを行い購入希望者を探します。契約が成立し売却する際には仲介手数料が発生しますが、買取と比較すると市場価格に近い価格で売却できるといったメリットも。また物件の査定から引渡しまでトータルでサポートしてもらえます。

売手は購入者から内覧の依頼があった時に対応。購入者の購買意欲をなくさないためにも、ある程度家の中を整えておくことをお勧めします。買取保証とは売却を依頼した不動産会社が事前に設定しておいた期日までに不動産を売却できなかった場合に、不動産会社の方で物件を買い取ることを約束するものです。

売りに出した物件に約束の期日を過ぎても買主が現れなかったら、あらかじめ約束していた価格で買い取ってもらえます。まずは仲介にて販売するため、通常の買取と比較すると売却まで一定の期間を要しますが、市場価格で売れる可能性もあるため、仲介を考える際は買取保証まで行っているか確認すると良いでしょう。

不動産売却のベストな方法を検討する

今すぐにでも手放したい場合は買取を選択しても良いですが、少しでも迷いがあるような場合は期間を設けて仲介を依頼して、売却が難しいときは買取保証を利用するといった方法を選ぶことも可能です。